第一種電気工事士 過去問
令和7年度(2025年) 上期
問3 (一般問題 問3)

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問題

第一種電気工事士試験 令和7年度(2025年) 上期 問3(一般問題 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

図のような交流回路において、電源が電圧100V,周波数が50Hzのとき、誘導性リアクタンスXL=0.6Ω、容量性リアクタンスXC=12Ωである。この回路の電源を電圧100V,周波数60Hzに変更した場合、回路のインピーダンス[Ω]の値は。
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この過去問の解説 (3件)

01

交流回路の回路電源変更によるインピーダンスの値を求める問題です。

電源が電圧100V、周波数50Hzのとき、誘導性リアクタンスXL=0.6Ω、容量性リアクタンスXC=12Ωから、

電源を電圧100V、周波数60Hzに変更した場合の回路のインピーダンス〔Ω〕を求めます。

まず、50HzのときのL,Cを求めます。

XL=2πfL→L=XL/2π×50=0.6/2π×50

XC=1/2πfC→C=1/2πfX=1/{12×(1/2π×50)}

60Hzになると、XL60=2πfL=2π×60×(0.6/2π×50)=0.72Ω

C60=1/2πfX=1/2π×60×{1/12×(1/2π×50)}=10Ω※Xとは逆方向になる為、-10Ωになります。

インピーダンスはこれらの和になるので、0.72+(-10)=9.28Ωになります。

選択肢1. 9.28

正:計算結果と合致します。

選択肢2. 11.7

誤:計算結果と異なります。

選択肢3. 16.9

誤:計算結果と異なります。

選択肢4. 19.9

誤:計算結果と異なります。

まとめ

交流回路の周波数変更によるインピーダンスに関する問題でした。

今では、日本の東西で周波数に違いがあってもほとんどが問題なく使用できるものが増えていますが、

その中身ではこのようになっていることがわかる内容でした。

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02

周波数をfとすると誘導性リアクタンスXLと容量性リアクタンスXCは
以下のように示されます。

XL=2πf×L
XC=1/(2πf×C)

となります。
この計算式から周波数が50Hzから60Hzになると
誘導性リアクタンスは1.2倍、容量性リアクタンスは5/6倍になります。
周波数変更後のそれぞれのインピーダンスは以下の通りになります。
XL=0.6×1.2=0.72[Ω]
XC=12×(5/6)=10[Ω]

となります。

よって回路のインピーダンスZは以下のように求められます。
Z=|XL-XC|=|10-0.72|=9.28[Ω]
 

選択肢1. 9.28

正解です。
 

選択肢2. 11.7

不正解です。
計算間違いです。
 

選択肢3. 16.9

不正解です。
計算間違いです。
 

選択肢4. 19.9

不正解です。
計算間違いです。
 

まとめ

誘導性リアクタンス、容量性リアクタンスは
交流電源の周波数でインピーダンスが変わります。

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03

誘導性リアクタンスと容量性リアクタンスが接続された回路の電源を、電圧は同じで周波数を変更したとき、回路のインピーダンス[Ω]を求める問題です。

 

交流の誘導性リアクタンス XLは、周波数 f に比例、容量性リアクタンス XCは f に反比例します。

XL、XCとコイルの自己インダクタンスL [H]、コンデンサの静電容量C [F]、周波数 f との関係は以下で表されます。

XL=2πf L [Ω]、XC=1/2πf C [Ω]

 

電源周波数fを、50Hzから60Hzに変更すると、周波数は1.2倍となります。

変更後の周波数を f1(=1.2 f)、誘導性リアクタンスを XL1、容量性リアクタンスを XC1とすれば、

XL1=XL×1.2=0.6×1.2=0.72 [Ω]

XC1=XC÷1.2=12/1.2=10 [Ω]

 

以上より、電源周波数変更後の回路のインピーダンス Z [Ω]は、

Z=XC1-XL1=10-0.72=9.28 [Ω]

選択肢1. 9.28

冒頭解説の計算過程と結果によります

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