第一種電気工事士 過去問
令和8年度(2026年) 上期
問8 (配電理論及び配線設計 問3)

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問題

第一種電気工事士試験 令和8年度(2026年) 上期 問8(配電理論及び配線設計 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

図のように、配電用変電所の変圧器の百分率インピーダンスが基準容量30MV・Aで18%、変電所から電源側の百分率インピーダンスが基準容量10MV・Aで2%、高圧配電線の百分率インピーダンスが基準容量10MV・Aで3%である。高圧需要家の受電点(A点)から電源側の合成百分率インピーダンスは基準容量10MV・Aでいくらか。
ただし、百分率インピーダンスの百分率抵抗と百分率リアクタンスの比は、いずれも等しいとする。
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この過去問の解説 (2件)

01

百分率インピーダンスを合成するときは、まず基準容量を同じ値にそろえる必要があります。

この問題では、基準容量を10MV・Aにそろえます。

 

変圧器の百分率インピーダンスは、基準容量30MV・Aで18%なので、基準容量10MV・Aに換算すると、

18×10/30=6%

となります。

 

ほかの百分率インピーダンスは、すでに基準容量10MV・Aで示されているため、

変電所から電源側:2%
変圧器:6%
高圧配電線:3%

となります。

 

また、問題文では百分率抵抗と百分率リアクタンスの比がすべて等しいとされているため、それぞれの百分率インピーダンスをそのまま加えることができます。

 

したがって、

2+6+3=11%

となります。

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02

 高圧需要家側から電源側の合計百分率インピーダンスを求める出題です。
 特定の基準に合わせた百分率インピーダンスで計算する必要があり、やり方を知っていればすぐに解ける問題です。
 本問では、変電所の30MV・Aの18%を10MV・Aに合わせる必要があります。
 計算の仕方は単純で、基準にしたい容量(ここでは10MV・A)と換算したい側の容量(ここでは30MV・A)の比に百分率インピーダンスを掛け算すれば求まります。
 したがって、10 ÷ 30 × 0.18 = 0.06 =6%となります。(簡単の為、M単位は省略しています。)
 題意としては、高圧需要家側から見た電源側の百分率インピーダンスの合計ですので、配電線の2%、3%と合わせて11%となります。

選択肢3. 11%

 冒頭の通り、11%が正答となります。

まとめ

 百分率インピーダンスは比較的計算が簡単な部類ですので、得点源にしやすい出題です。
 また、百分率インピーダンスは短絡電流の算出にも関係します。実務ではMCCBのAT値選定やOCRの整定値等に関係しますので、覚えておくと良いでしょう。

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